■ソーシャルセンター夢んぼ放課後等デイサービス 中高生 ~カフェ巡り~
毎年この時期になると1年ってあっという間に過ぎるなぁと感じてしまいますが、
やっぱり今年もそう思っちゃいますね(笑)
短く感じてしまう1年だからこそ子どもたちの1日1日がとても大切で、
かけがえのない時間なんだと強く思います
かけがえのない時間だからこそ、夢んぼに来てくれている時間に
色々な経験をしてもらいたいと思って取り組んでいます。
今回は、中高生の活動のご紹介です。
中高生では、今までも公共交通機関を利用しての外出や、店を選んで外食したりと
挑戦してきました。
タイムスケジュールを考える事や、外出先の情報をパソコンで検索する事、
グループで考えて行動する事などを目的に取り組んできた中で、
事前に職員が準備する事もしてきました。
中高生だけでもできるんじゃないかと期待を込めて
今回は、中高生が今まで経験したことを実際計画から実行まで自分たちで相談しながら
決めていくことに挑戦してもらいました。
午後から出かけるカフェに行く事は提案して、1000円の所持金で、
カフェを調べて、移動手段はどうするのか、時間はどうするのかなど
午前中に決め、午後から出かけるという1日通しての活動です
グループに分かれての調べて、スケジュールを立てる時間では、
「どうする?」「店の名前分かる?」「歩く?」「電車で行く?」
など意見を出し合い、同時にパソコンを使って検索をしていきます。
「1000円使いたいから移動はあるこうよ」「ソーシャルの近くにもあるじゃん」等々
「電車に乗りたい」「お金使っちゃうじゃん」などなど意見がぶつかる事も
でも目的は一緒。「一駅だけならいいよ」と譲ることも頑張ってくれました。
とだんだん話が進みます。職員は聞かれた時だけアドバイス。
これがまた職員も我慢なんです(時間までにいけるかな?お金大丈夫かな…心配)。
上手くいかないかもしれないけどやる事に意味がある。そう思って見守ります。
スケジュール完成
午後から実行です
駅までの道や電車の時刻など相談しながら、迷っても「どうする?」「ここからなら知ってるかも」
「○○リーダーお願い」などチームで力を合わせて進みます。その姿に感動します。
成功はさせてあげたい、でも最後まで任せてあげたい、見守ります。
目的地到着
カフェtime。喫茶店での会話は、自然に前半の振り返り。
お互いに、称賛の言葉で溢れます。
無事夢んぼにも帰ってこれましたよ
。
皆それぞれに、「疲れたー」「めっちゃ歩いたしー」など言葉は出てましたが、
表情は皆満足できた、達成感にあふれる、自信に満ちた笑顔でした。
その笑顔はキラキラ眩しかったです。
最後まで子どもたちを信じて、任せてよかったと本当に思います。
ふ~我慢するほうがつかれた気が…(笑)
中高生の頑張った姿がみれるとそんな疲れもなくなります。
これからも挑戦できる機会をどんどん作っていきますね。
2018年12月13日 posted by 秦 将士
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